Dell EMC Isilon復旧の徹底研究

状況

クライアントが誤ったコマンドを実行し、合計2PB (ペタバイト) の容量を持つ270個のディスクを搭載したDell EMC Isilonストレージアレイ上の重要なファイルを削除しました。

解決策

問題のドライブがオントラックに郵送された後、オントラックのエンジニアは徹底的な診断を開始しました。その結果、当バージョンのIsilonからデータを復旧するにはJIT*開発チームの力を借りる必要があると判断しました。適切なソリューションを開発するためにJIT開発チームは夜、週末や祝日も作業を続けました。その末、8週間以内に最初のデータセットをクライアントに届けることができました。

クライアントは復旧されたファイルを受け取り大喜びでしたが、規制上の要件を満たすために、復旧しそこなったデータがないかどうかを確かめるための徹底調査を続けるように要求しました。オントラックのJIT開発チームはクライアントの要望に応じ、規制上の条件の対象となるファイルを270台のドライブからくまなく捜し出し、その上、各ディスクのファイルを検索、複製、重複排除するプロセスを実施しました。

数ヶ月間にわたって、この二回目の徹底検索が実行され、完了後に3億以上のファイルと、13TB(テラバイト)のPDFおよびJPGファイルが検出されました。

結果

この事例はオントラックの対応力と期待を上回る技術力を物語る一例です。当社のエンジニアチームは、Dell EMC Isilonストレージから失われたファイルを復元する設備を設けているだけでなく、規制上の要件を満たす復旧手順を行うこともできます。

 

*JITは「ジャスト・イン・タイム」の略です。JIT開発チームとは開発チームが自社ツールをその場で改良し、あらゆるデータ復旧状況に対応できるということです。