データ復旧の費用はどのくらいかかるのでしょうか?

2015年10月30日 - スー・バラード (Sue Ballard)

データ復旧の「術」についてに一般的に誤解されていることがたくさんあります。多くの潜在顧客は、損傷したハードディスクからどれだけデータが復旧できるかを過小評価していらっしゃいます。また、完全に削除されたファイルが復旧不能であると思い込んでいらっしゃる方々もおられます。

しかし、何よりも、お客様がデータ復旧に対していくらかかるかを誤解している場合があります。データ復旧依頼開始時の期待値は大きく、データ復旧会社から受け取る見積もりは、お茶を濁らせるためだけになってしまう場合があります。特定のコストが隠されたり、データ復旧会社の技術力が証明されておらず、復旧可能なデータの量が不明だったりすることがあります。

ご自分でデータ復旧の価格構成を理解するのに苦労していらっしゃる場合は是非、続けて読んでください。以下のガイドでは、データ復旧にかかる費用の内訳を把握することができます。

 


  • 目次
  1. データ復旧最初のルール:量ではなく時間に対して支払う
  2. 他にどのような費用を知っておく必要があるでしょうか?
  3. 診断料はかかるのでしょうか?
  4. 結論

 

データ復旧最初のルール:量ではなく時間に対して支払う?

データ復旧の価格設定について最初に知っておくべきことは、ほとんどの場合、復旧に必要なデータの量ではなく、仕事にかかる時間対して請求されるということです。別の言い方をする企業は、疑いを持って目を向ける必要があります。

これは何故でしょう?粉々になったハードディスクを店に持ち込んだ場合、1つのファイルを取得しようとしている場合でも、数ギガバイトのデータを取得しようとしている場合に関係なく、データ復旧作業は、基本的に同じだからです。実際の作業は、ディスクの内容の一部またはすべてを新しいディスクに転送するのではなく、ディスクを再び機能させることです。

 

他にどのような費用を知っておく必要があるでしょうか?

ストレージデバイスが深刻な損傷を受けた場合は、選択したデータ復旧業者の時間と専門知識と別な費用が発生する場合があります。この場合、部品の費用が掛かってくるということです。

たとえば、ハードディスクに機械的な障害が発生した場合、障害のあるコンポーネントを同じデバイスの正常なコンポーネントと交換する必要があります。これは、同じ工場で同時に同じファームウェアで構築された、同じメーカーのドナーディスクを探すことを意味します。コストは、同等のストレージスペースの新しいデバイスよりもはるかに高くなる可能性があります。

部品の費用以外では、データが返送されるメディア、および送料と梱包費が請求される場合があります。弊社KLDiscovery Ontrackでは、部品、交換用メディア、出荷の料金はすべてお見積りに含まれておりますが、他のデータ復旧業者はそれほど透明性がない場合があります。弊社のプロセスに関してのご質問や、お見積もりをご希望の際には、こちらよりご連絡ください

 

診断料はかかるのでしょうか?

異なります。診断するだけでも長くて時間のかかるプロセスになる可能性があるため、一部の企業は診断に料金を請求します。ただし、一般的には、お客様の依頼内容と案件の複雑さによって変わってきます。

ほとんどの場合、KLDiscovery Ontrackでは、メディアの状態を診断し、データにアクセスするために必要なことを確立するための初期評価を無料でご提供いたします。また、デバイスのコンテンツの何パーセントを復旧できると思われるかについてもご説明いたします。その後、お客様は、作業を続行するかどうかを選択していただきます。

場合によっては、通常の初期診断より詳細な診断が必要になることがあります。お客様に、データ復旧作業を続行する前に、特定のファイルを復旧できることを確認させていただく必要がある場合があります。つまり、ファイル・リスト・レポートを生成するために、損傷したストレージデバイスを他の方法よりも詳細に調べる必要がある場合で、この詳細確認作業サービスは通常、有料です。

さらに、一部の作業では、診断が可能になる前に、特別なデータ復旧プロセスを行う必要がある場合もあります。

 

結論として…

これらすべてを念頭に置くと、データ復旧作業案件の見積もりに関しては、価格差が大きくなる可能性があります。関連する一連の作業の中で価格差があるため、論理的な回復にかかる時間は迅速かつシンプルですが、電気機械の復旧作業の場合は、エンジニアの時間が大幅に長くなる可能性があります。さらに問題を複雑にしているのは、一部の企業が部品、交換用メディア、および出荷を事前に見積もらないため、最終的な請求額が元の価格よりもはるかに高くなるという事実があります。

データ復旧会社を選ぶとき、費用に対して何を得ているかを必ず尋ねてください。定額料金に注意し、見積もりに含まれているもの(初期評価、交換部品など)を検討し、絶対に取り戻す必要のある特定のファイルやフォルダーが得られるものに含まれているかどうかご確認ください。

 

(原文:英語)
(翻訳:KLDiscovery Ontrack株式会社)